2016.09.05 people

メーカー 商品開発・企画担当 久保忠範さん

【アポもタスクも斜線で消しこみ】

『とにかくダイアリーに書き出して、消しこんでいきます』

終わった部分は斜線で消して使っています。
なぜ斜線で消して使うのかというと、やっぱり達成感を感じたいからだと思います。アポやタスクは終わった時点で消します。一日が終わるとその日を斜線で消してしまいます。

多分僕の場合、カレンダーというか、日付がちゃんと頭に入ってないんだと思います。 だからまず予定をひとつずつダイアリーに記入して、今後のTo Doを確認する。 書いていくうちに日付とあわせてやるべきことを記憶していく、という部分が多いんです。

翌週くらいの予定まで、時間単位で先に埋めています。アポはもちろんですが、やる予定の仕事を空いているところに書いて、全部埋めてしまうんです。
その日その時間が来たら、それをノルマとしてこなしていく。終わったものから斜線で消していく。それを毎日繰り返しています。
1ヶ月のうちどれくらい過ぎたのか、今いる地点はどこなのか。とにかく全部ダイアリーに書き出して、片っ端からこなしていく。だから消していると安心するんです。

クオバディスで一番良い点は、時間帯別に一週間を一目で見られることです。あと重宝しているのは、端をちぎる所。一週間終わった金曜日に気持ちよくちぎっています。これ、良いですよね。

【ダイアリー選びのこだわり】

『指で何度も触ったりして、アイボリーに決めました』

クオバディスはサイズ感もいいですね。持った感じがとても良いです。他と比べても断然お洒落だし、カバーの色も良い。
今年選んだ色はターコイズブルーです。これは個人的に今年のトレンドカラーになるだろうと見ていました。あと今年新しくブランドを立ち上げるにあたって、イメージカラーとしてこういうアクアブルーを使いたいと思っていて。それで選びました。

僕が使っているのはアイボリーペーパーのもの(エグゼクティブノート)ですが、最初に買う時にはすごい悩みました。僕には真っ白なもの(エグゼクティブ)よりこっちの方がなじみやすく感じたのが選んだ理由です。実際、売り場ではすごく悩みました。書いて試すことは出来なかったので、指で何度も触ったりして、最終的に決めました。白の方はちょっとパキッとしすぎてるんですよね。僕としては少し柔らかいものが良かったのでアイボリーを選びました。

右側のメモスペースは大きくて良いのですが、それだけでは全然足りないので、別冊ノートを巻末にはさんで使っています。
商品開発という仕事の性質上、図やイラストを使うことが多いので、別冊ノートは追加で買って使っています。
クオバディスは書き心地も良い。シャープペンシルを使っていますが、書いていてすごく馴染みが良いです。 アポの予定はよく変わって書き直すので、やっぱりダイアリーにはシャーペンが便利です。

【マイ・ワーキングスタイル】

『高い技術力に出会って、デザインの幅が広がりました』

仕事柄、スケッチはよく書きます。話し合いをしながら書いたアイディアスケッチは、チームの若いメンバーにどんどん渡しています。こういうスケッチを渡しながら、若手に企画の進め方を教えています。
資料はみんなパワーポイントでキレイにまとめる人が多いですが、僕の場合、A3のコピー用紙に手書きでどんどん書いていって、それを何枚もテープでつなげて大きくします。それを壁に大きく貼って説明したりすると、意外にその方がパワポで丁寧に作り込むよりも伝わりやすかったりするんですよね。

これまでインテリアのデザイン/企画畑でずっとやってきました。インテリア業界メーカーのデザイナー、商社のインテリア部門、インテリアショップの企画部門、 そして現在はメーカーの企画担当です。
今はインテリアに限らず、生活関連雑貨の企画を担当しています。

今の会社は高い技術力はあるのですが、それを活かすセンスというか、ブランドとして消費者の情感に訴えかけていく感性の部分が少し弱かった。
そういう中で、僕がこれまでやってきた商品開発/企画のアイディアと、元からある技術力を組み合わせて、新しいライフスタイルを作るものを企画したいと思っています。
これまではインテリアばかりでしたが、今は生活雑貨全般に入っていけるので、デザインの幅が広がりました。自分が欲しいと思う感触やイメージを、会社が持っている技術や資産を使って実際の形に出来る、つまり自由度が高いんです。
これまで表には出ていなかったけど、良いネタは元々ある。これからは自社ブランドを大きく育てていくフェーズだと思ってます。

クオバディスのデスクカレンダーも使ってますが、ダイアリーと同じく常に書いては消す形で使っています。
デスクワークが多いので、週間のスケジュール感はダイアリーで意識して、月間のスケジュール感はカレンダーで視覚的に焼き付けてます。
両方あわせて見るのが習慣になってます。

久保忠範さん profile
メーカー/商品開発・企画関連業務担当

プロモーション会社 山本浩二さん マーケティングリサーチ会社 大島千鶴さん