2015.10.01 close-up

保険会社 H・Aさん

【ダイアリー選びの基準はサイズ】

『一番小さいポケットサイズがベストです』

使っているのはクオバディスで一番小さい8x10.5cmのカルラです。

カルラを使う一番の理由は、サイズです。大きいダイアリーは鞄に入れなければいけないですよね。仕事の時は鞄を持って外出しますが、会社を出た後プライベートの時間では基本的に鞄は持ちません。スーツの中に財布と手帳と名刺入れがあるだけです。

ただ退社した後、お客さまから緊急のお電話を頂いたりして、予定の確認をしなくちゃいけないこともあります。その時に全くの手ぶら----手帳がなくて予定が分からない、というのも困る。だからポケットに入る小さい手帳がベストです。

1999年にお客様に紹介頂いたのがクオバディスを使うようになったきっかけです。使ってみて、純粋に良い手帳だなと。
初めに使ったのは見開きで二週間が見られるダイアリー(plannning66:写真/現在販売終了)です。その後、よりコンパクトなカルラに変えました。

ダイアリーに書くのは、会社にいるときは消せるように鉛筆で書きます。ただお客さんの前ではさすがに鉛筆ではなくボールペンで書きます。
基本、ダイアリーに書くのはアポイントです。

もうひとつ、小さいサイズを選ぶのは、お客さまの前でアポの確認をすることが多いからです。大きい手帳を鞄から出して、バタンと開いて確認するよりは、ポケットからサッと出して何気なく目線を走らせて、という方がスムーズですし、お客さまのプレッシャーにならないと思います。

【アポイント管理が重要】

『アポの空き具合が感覚的にすぐ分かる』

保険の営業というのは神経を使うところが多い厳しい仕事でして、商談のアポを頂く事イコール半分くらい成約に近づく、といっては大袈裟ですが、アポイントを頂くことが非常に大事な仕事なんです。アポの数が少ないと保険成約の確立が少ないことですから。
だから手帳はすごく大事です。

例えば手帳をみながら、「7日の午後はいかがでしょうか?15:00以降ではどうですか?」などとアポのお願いをする訳ですが、こちらからある程度絞り込んだ日程を伺います。そういう時に、普通の手帳だと時間の感覚が分からないんですね。

例えば都合が合わない、ということであれば変更しますが、ただその前後にもアポがある場合、前後のアポからの移動とそれぞれの商談にどれくらい時間がかかるか、瞬時に考えて日程を調整する必要があります。
クオバディスは時間軸が区切ってあって、アポの空き具合が感覚的にすぐ分かる。目盛りで時計のように時間で区切ってあるから次のアポが入れやすいんです。スキマ時間をすぐに言えるのが良いです。

【ル・マンに感じるフランス】

『フランスっていいですよね。レースにしても手帳一つにしてもすごくこだわりがある』

自動車レース観戦が好きで、今年はフランスにル・マン24時間レースを見に行きました。
ダイアリーですか?さすがに遊びに行くときには持たないです(笑)。

ル・マンの面白さ、それは全く性能の違う4カテゴリーの車が混戦しているところです。ここにドラマがあるんですね。トップのカテゴリーの車が周回遅れの下のカテゴリーの車と接触してしまったりとか。あとは、24時間レースということで他のレースに無いのが、夕暮れ・夜間・夜明けの中を走るということです。このナイト・セッションのすばらしさは他にはないものです。

レース観戦に興味を持つようになったきっかけは、1998年の年末にテレビでF1中継の総集編を偶然見たことです。それからです。1999年シーズン以降、F1全戦を見るようになりましたし、その年の日本グランプリを鈴鹿で見ました。鈴鹿には毎年行っていて、今年は17回目です。
そう言えば偶然ですが、1999年はちょうど私がクオバディスを使い始めた年ですね(笑)。

フランスは自動車レース発祥の地で、グランプリという言葉もフランス語です。
ル・マン24時間レースにはグランプリという名は冠されていませんが、1923年に始まった90年以上の伝統あるレースで、FIモナコグランプリ、インディ500と並ぶ世界三大レースのひとつです。
フランス、っていいですよね、レースにしても手帳一つにしてもすごくこだわりがある、というか。歴史があって、いい意味で頑固、ですね。

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パリの文具店紹介 STYLO BAC フランス新学期の1コマ