2018.08.03 close-up

Carréplan/ Visoplan Cover design by Marie Assénat

Quo Vadis 2019 NEW COLLECTION
Carréplan/ Visoplan Cover design by Marie Assénat


2019年版クオバディスダイアリーは今注目のフランス人イラストレーター、「マリー・アセナ」とのコラボレーションシリーズをラインナップ。デザインの生まれた背景やマリーさんの魅力について2回にわけてご紹介します。



今回ハッピーなイラストをデザインしてくれたのは、遊びゴコロのあるイラストで今注目のイラストレーター、マリー・アセナさん。お会いしてみると笑顔がとてもチャーミングな女性。
カメラマンの父、スタイリストの母のもと、パリで生まれ育った彼女。小さい頃から様々な展示会に連れて行ってもらったり、家にもアーティストの友達の作品などがあったり、美しいものを見て、触れて育ちました。ブリュッセルのアートスクールでグラフィックとイラストレーションを5年間学び、卒業後はパリでイラストレーターとして活動をスタートしました。
「もちろん絵を描くことは小さい頃から大好きで、いつも何かしら描いていたので、気づいたらイラストレーターの道に進んでいたのは当然なのかもしれませんね」とマリーさん。


今回のイラストは全てクオバディスのための描き下ろし。思わずくすっと笑ってしまうファニーな動物をリクエスト。打ち合わせではお客様をイメージしながらいろいろアイデアを出し合いました。私達のリクエストを受けて様々な動物を提案してくれたマリーさん。こうしてあがってきたラフの中からウサギ、イヌ、ネコを選びました。(トリもとてもかわいかったのですが!)カラーリングはトリコロールでスタイリッシュに仕上げてくれました。かわいいだけではなく、洗練された色選びや筆のタッチがマリーさんのイラストの最大の魅力です。
「動物を描くのは楽しいから好きです。特にイヌとトリを描くのが好き。どちらも大きさも様々、羽や毛の種類や色もいろいろで楽しいから」とマリーさん。


どんな場所で創作活動をしているのかも気になるところです。
5人のイラストレーター達とシェアしているブルックリンのアトリエには好んで使用している筆やアクリルガッシュがずらり。静かな音楽やフランスのラジオを聴きながら描くのが定番のスタイル。現在はニューヨークを拠点に、パリとニューヨークを往復する日々。どちらもそれぞれの良さがあり好きという彼女は時には忙しく働くニューヨーカー、時にはしっかり人生を楽しむパリジェンヌ。
「ニューヨークは、ポジティブな良いエネルギーがあると思います。モチベーションも高くて、お仕事をしていて楽しい気分になります。パリは、家族や人生を楽しむための時間がゆったりと取れると思います」とマリーさん。


クリエイティブが煮詰まらないよう、気分転換にヨガをしたり、ラベンダーを入れたアイマスクをして寝たり。インスピレーションのもとは、日常の風景だそう。
「アトリエの行き帰りだったり、展示会だったり、友達と出かけた公園だったり、読んだ本だったり、出会った人だったり...」
時間ができるといろいろなところに旅行をするのが好きというマリーさん。
昨年末は東京に3ヶ月間滞在して、たくさんのインスピレーションソースを得たのだそう。東京の滞在の様子は次回ご紹介します。


2019年版新登場の正方形サイズのマンスリー「カレプラン」と、
人気の薄型マンスリー「ビソプラン」をご用意しました。
【カレプラン マリー・アセナ 2,376円(税込)】
【ビソプラン マリー・アセナ 1,728円(税込)】
【別冊横罫ノート3冊パック マリー・アセナ 800円(税込)】

Marie Assénat マリー・アセナ
パリ生まれのイラストレーター。現在はニューヨークを活動の拠点としている。『The New York Times』、『ELLE』をはじめ、日本でも人気のチョコレート『ル・ショコラ・デ・フランセ』のイラスト、銀座ティファニーのイベントのアートワークなどを手がける。新聞や、絵本、テキスタイルモチーフ、アニメーションなど、さまざまな分野で活躍している。 http://www.marieassenat.com/

Quo Vadis Factoryのご案内 「MonoMax」編集 浅野由加さん