2015.03.20 people

出版・映像会社 宣伝部 井野元直子さん

【私のクオバディスの使い方】

『右側になんでもメモできる、というのが一番嬉しいポイントです』

クオバディスを使い始めたのは、前の映画会社で宣伝の仕事をしていた時に、あるフランス映画でクオバディスとタイアップした事がきっかけです。それ以来ですので、使い始めてから2年です。

以前はもっと小さいサイズの1日1ページタイプを使っていました。サイズ感は気に入っていたのですが、重いのが嫌だったのと、1日1ページタイプって、たっぷりスペースがあって映画の半券を貼ったりすることも出来るんですが、細かいスケジュールが書きにくかったり、そもそも意外に書くことは毎日そんなに無かったりで(笑)、---別のものに変えようとは思っていたのですが、他に良いものが見当たらないという理由で使い続けていました。
クオバディスとのタイアップの時は直接の担当者ではなかったのですが、横で見ていて良いな、と。それでクオバディスに変えました。

クオバディスを使ってから感じるのは、やはり使いやすいということです。 私はダイアリーの他にノートを持つより、全部1つにまとめたいので、右ページの半分がメモ欄になっているエグゼクティブノートはとても便利です。右側になんでもメモできる、というのが一番嬉しいポイントです。

メモ欄に書くのは、その週にある会議のことだとか、打合せの時に話したこと、---あとは電話をしながらメモを取ったりする時も、この欄を使っています。

会社の始業時間は10:00なので、ダイアリーの8:00から10:00までのスペースを使うことはありません。なので私はその日のTo doをここに詰めて書いています。
朝、デスクでダイアリーを開いてその日のTo doをチェックします。To doの頭に★をつけて書いているのですが、★の数が多いと、その日はやることが多いな、と。すぐに分かるようにしています。

予定は見込みの所要時間を含めて、矢印で時間軸に書き込んでいます。こうしていると、パッと見たときにだいたい次の予定までの空き時間が見えますし、細かい時間よりも入っている予定の分量がひとめで把握できるのが良いです。
マンスリーページにはミーティングとか、外出とか、大きな出来事をポンポンと書いています。自分が関わらない他の作品の予定のことや、時間に関係しないメモも書いています。

【選ぶ楽しみ、意外な活用法】

『ダイアリーバンドの上下のスペースを利用。名刺を入れています』

カバーは目立つ色がいいです。
私は着る洋服も荷物も黒が多いので、持ち歩くものについては思い切って明るいものにしたいんです。クオバディスのカバーはちょっと大人っぽいけど、でもシック過ぎないのがいい。
今回選んだのは紫のカバーですが、紫という色自体を選んだのも私にとっては初めてで、とっても気に入っています。
一般的にダイアリーのカバーって、ビニールのものは可愛いけどテイストが若すぎるとか、本革のものは気楽に買い替えられないというのがあるんですけど、その点クオバディスのこのクラブのカバーは色数も多くて、それでいて質もテイストも良いので気に入っています。

クオバディスのダイアリーバンドも色んな色があって、選べるのが楽しいです。お店では散々悩んで、実際にカバーにそれぞれ色を当ててみたりして、このグリーンのものに決めました。
同系色じゃない方がいいんです。これも気に入っています。

ダイアリーバンドを入れると、上と下にスペースができて、ここに名刺を入れるとピッタリのジャストサイズなんです。取り出す時もスムーズだし、逆さまにしても落ちない。名刺入れを忘れた時も、ここに予備を入れておけば安心です。そんな自分なりの使い方をしています。

付属の別冊ノートには後々見直したいこと、仕事の参考になるような一言を書いています。例えば映画のポスターのコピーやタイトルなどを考えるにあたって、悩んだ時に広げたいノートです。 アイディアじゃないけど、残しておきたいこと。岡本太郎さんや赤塚不二夫さんの言葉とか---読み返してやる気や元気をもらっています。

【マイ・ワーキングスタイル】

『業界感覚でなく、一般の感覚から離れないようにすることを大切にしています』

仕事の内容は映画宣伝です。日本での配給が決まった段階から、チラシや予告編の作成、マスコミに向けての売り込み、イベントの企画・実施、予算の管理など色々です。いかにお客様に観たい!と思ってもらえるかを考えながら、作品全体のプロデュースをしています。
この仕事で一番嬉しい瞬間は、やはり公開初日・劇場全回満席!を実現することです。
なかなか簡単には実現できないのですが、映画の内容と上映館の客層など、要素と作品の特色をどうマッチさせていくか、過去の実績も学びながら、一つ一つの作品にあわせてプランニングしています。
働く上で大切にしていることは、一般の人の感覚をなるべく忘れないようにしたい、ということです。
映画の宣伝マンってやっぱり映画が大好きなのですが、 "業界慣れ"のようなものがあって、一般の人の感覚と違ってしまうところがどうしても出てしまうんですね。私はいわゆる普通の人たちの考えや感覚から離れないようにしたいです。業界関係でない周りの人、友人や家族に意見を聞くようにしています。

スケジュール管理にスマートフォンはほとんど使っていません。なので、手帳を忘れると「今日はなんだっけ?」状態になります。
私は自分の手で書くのが好きです。予定を記入する際には「あわせてコレも持っていく」など備考的な内容も書き込むので、スマホでなくダイアリーが私には合っています。

会社では共有のイントラネットがあるので、それでスケジュール管理をしている人も多いです。
私ですか?私は自分の予定はあまり入力していません。他の人と共通の予定だけで、他はダイアリーに書いています。
ですので、人に予定を聞かれると、その都度ダイアリーを広げて答えています。そういう時に結構のぞき込まれることがあるので、楽しいプライベートの予定はダイアリーには書かないようにしています(笑)。

井野元 直子 profile
出版・映像系会社 映像宣伝部

保険会社 H・Aさん エディション・クオバディス デルフィーヌ・マルテロン